プレコンセプションケアとは?
「プレコンセプションケア」は、将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自らの生活や健康と向き合うことです。プレコンセプションケアは、妊娠を計画している女性だけではなく、すべての妊娠可能な年齢の女性にとって大切なケアです。
妊娠してからではダメ?
妊娠してからではなく、妊娠する前から気を使っておいた方が良いことがあります。妊娠する前からの健康管理を積極的に行うことで、妊娠や出産に影響を与えるリスクを下げることを目的としています。
以下は、国立成育医療センター プレコンセプションケアセンターHPから引用
ベーシックコース (「ベーシックコース」は、全ての方を対象とした検査です)
ベーシックコース | 22,000円 18,700円(横浜市制度利用時※) |
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- 血圧測定、inbody
- 子宮頸がん検診※
- 超音波検査 子宮筋腫や内膜症の有無を調べます
- 性病検査(クラミジア・淋菌)
- 感染症採血(梅毒・B型肝炎・C型肝炎)
- 麻疹抗体
- 風疹抗体※
※ 子宮がん検診と風疹抗体検査は横浜市制度あり
オプション検査①
クラミジア感染による卵管炎や子宮頚管炎が知らない間に進行すると不妊症の原因になることがあります
甲状腺ホルモンのバランスが悪いと不妊症や流産の原因になることがあります
卵巣に残された卵子数の目安が分かります。
ビタミンDは着床に重要な栄養素です。
オプション検査②
卵巣に残された卵子数の目安が分かります。
卵管の通りを、超音波卵管造影という特殊な器械を用いて調べます。
検査時期は月経終了後です。予約制のため検査をご希望の場合はまず月経中に受診下さい。
精液の量、濃度、運動率を調べます。
一般的な精液検査ではわからない、損傷したDNAをもつ精子の割合を調べる検査です。
DFIが高い場合は、受精率や妊娠率が低くなったり、流産率が高くなるといわれています。
一般的な精液検査ではわからない、精液中の酸化ストレスの強さを調べることができます。
ホルモン検査は、月経不順や不正出血がある場合にお勧めしています。