- 妊娠したかもしれません。いつ診察に行けばよいですか?
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生理予定日から1週間以上経過しても生理がない場合や、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、できるだけ早めに受診をお勧めします。初診時には、問診、内診、経腟超音波検査を行い、妊娠の有無や妊娠週数を確認します。
- 妊婦健診はいつから始まりますか?
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胎児心拍が確認された後、妊婦健診を開始します。妊娠初期は4週に1回、中期は2~3週に1回、後期は1~2週に1回の頻度で行います。健診では、母体の体重・血圧測定、尿検査、胎児の心拍確認、成長の確認などを行います。
- 里帰り出産を考えています。妊婦健診は受けられますか?
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里帰り出産をご予定の方も、当院で妊婦健診を受けることができます。ただし、分娩予定の病院と連携を取る必要がありますので、早めにご相談ください。里帰り先の病院での受診時期や、分娩予定日などを確認させていただきます。
- 妊娠中の食事で気を付けることは?
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バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、葉酸、鉄分、カルシウムは重要です。生の肉や魚介類、加熱不足の食品は避けてください。また、妊娠初期はつわりで食欲が落ちることがありますが、無理せず食べられるものを少しずつ食べるようにしましょう。
- 妊娠中の運動はどの程度まで大丈夫ですか?
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妊娠中は、過度な運動は控えましょう。ウォーキングやマタニティヨガなど、軽い運動は可能です。ただし、腹部に強い圧迫感を感じるような運動は避けてください。運動の種類や強度については、主治医とご相談ください。
- 妊娠中の性交は大丈夫ですか?
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基本的には問題ありません。ただし、出血や腹痛などの症状がある場合は控えてください。また、妊娠後期は早産の恐れがあるため、主治医の指示に従ってください。
- つわりがひどく、食事が取れません。
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つわりは個人差が大きく、重症の場合は入院治療が必要なこともあります。食事が取れない場合は、こまめな水分補給を心がけ、少量でも食べられるものを摂取するようにしましょう。改善が見られない場合は、早めに主治医にご相談ください。
- 妊娠中の腰痛がつらいです。
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妊娠中は、体重増加や姿勢の変化により、腰痛を訴える方が多いです。腰に負担のかからない姿勢を心がけ、適度な運動を行いましょう。また、腰痛ベルトの使用も効果的です。痛みが強い場合は、主治医に相談し、適切な治療を受けてください。
- 母乳育児がうまくいきません。
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母乳育児は、赤ちゃんと母親の両方にとって大切なことです。うまくいかない場合は、助産師へお電話で問い合わせください。乳房マッサージや授乳姿勢の工夫など、個別のアドバイスを受けることができます。
- 産後の育児に不安があります。
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産後は、ホルモンバランスの変化や睡眠不足などにより、心身ともに不安定になりがちです。一人で抱え込まず、家族や周囲の人に協力を求めましょう。当院では、産後1ヶ月健診(横浜市立市民病院で分娩された方)と産後3か月に健診を行っています。育児の悩みや不安については、遠慮なくご相談ください。また、産後の骨密度検査も積極的にお勧めしています。また、産後4~6か月で赤ちゃん教室、7~10か月で育児支援教室という親子クラスも行っています。内容は、助産師と栄養士による離乳食講習会・絵本の読み聞かせ・ベビーマッサージ・育児相談です。