シニア世代の5人に1人が罹患すると言われている骨粗鬆症。これは、骨密度が低下した状態を指し、骨折リスクが高まる恐ろしい病気です。高齢者の骨折は寝たきりの原因になります。
この骨粗鬆症は、若いうちから予防することが大切です。骨の健康を維持するための生活習慣を、今日からでも始めてみませんか。
骨密度検査で、骨の状態をチェック
骨粗鬆症を予防するには、まず自分の骨密度を知ることが大切です。骨密度は、DEXA法という検査で測定します。腰椎や大腿骨の骨密度を調べるのが一般的。検査時間は10分程度で、痛みもなく放射線被ばくの心配はほとんどありません。
当院では、最新の骨密度測定装置を導入しています。定期的な検査で骨の状態をチェックし、異常があればすぐに対策を立てられるよう、サポートいたします。
食事と運動の改善で、骨密度維持を目指そう
骨を丈夫に保つには、バランスの取れた食事が欠かせません。カルシウムやビタミンDを多く含む食品を積極的に取り入れましょう。乳製品、魚、野菜などがおすすめです。
また、適度な運動は、骨に刺激を与えることで骨密度の維持・向上に役立ちます。ウォーキングやジョギング、筋トレなど、自分に合った運動を見つけることが大切。無理のない範囲で、楽しみながら続けるのがコツです。
女性の場合、骨密度は女性ホルモンと関係しており、閉経というイベントを境に少しずつ低下していきます。今ある骨密度をいかに下げないかが大切です。
骨粗鬆症の予防と治療なら、当院におまかせ
骨粗鬆症は、生活習慣の改善と適切な治療で予防できる病気です。当院では、骨密度検査を行うとともに食事や運動についてのアドバイスも行っています。
また、すでに骨粗鬆症と診断された方には、薬物療法や食事療法なども提案しています。ビスフォスフォネート製剤やビタミンD製剤などを使い分けながら、骨密度の維持・向上を図ります。
人生100年時代。いくつになっても自分の足で歩き続けるために、骨の健康は欠かせません。骨粗鬆症の予防と治療は、若いうちから始めるのが賢明です。
当院、あなたの骨の健康を生涯サポートいたします。定期的な検査と、医師・看護師によるトータルケアで、元気な骨づくりを応援します。さあ、一緒に骨粗鬆症に立ち向かいましょう。
