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当院不妊外来について(体外受精の妊娠成績を更新しました)
2023/07/10
当院不妊外来は、常勤医師2人体制で診療を行っています(男性医師1人、女性医師1人、共に生殖医療専門医)。
基本的には主治医制をとっており、体外受精治療はもちろんタイミング療法や人工授精などの一般不妊治療も、継続的に同じ医師が対応しています。
培養環境に関しては、採卵して得られた卵の外環境下での質的低下を可能な限り防ぐよう卵細胞や胚の状況を考慮し、ストレスを軽減できるような培養環境の改善と維持に努めています。また、人工授精や体外受精に必要な精子についても質の高い精子を多く回収できるよう精子調整を行っています。
【当院で行っている先進医療】
子宮内膜刺激術(SEET法)、子宮内膜擦過術(スクラッチ)、ヒアルロン酸を用いた精子選択術、子宮内膜受容能検査(ERA)、子宮内細菌叢検査(EMMA、ALICE)、子宮内フローラ検査
※PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)に対応しています(自費診療)。
※子宮鏡検査・子宮鏡下手術・子宮内フローラ検査などの着床に関する検査や治療も行っています。
※採卵時は静脈麻酔での施行も可能です。
麻酔科専門医立ち合いのもと、極力痛みの除去に配慮して行っています。
【凍結融解胚移植 周期あたりの妊娠率】(集計期間:2022年1月~2022年12月)
29歳以下:66.7%、30~34歳:48.1%、30~39歳:43.1%、40歳以上:22.2%